1月5日(木)小雪 ながいながい風

ふたたびは わたらない橋の ながいながい風 

山頭火ただ一つの吉野川の句ではあるまいか。
時代が急速に戦争へ走り出す昭和14年、
この句を徳島に残した山頭火は, 翌年58歳で死ぬ。

  ふたたびは わたらない橋の ながいながい風

おとどしの春がすぎて、ときどきこの句を思い出す。
わたってしまった橋のその先に吹く風は、
追い風なのか、それとも向かい風。いっそ風まかせ。

すでに山頭火と同じ時間を使い切ってしまったが、
けれどまだすることが残っているので、
「コロリ往生」はちょっと待ってな、
と山頭火のまねをしてぶつぶつ言ってみた。
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by himenom | 2006-01-06 00:24
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