5月21日(日)晴 残念!まるあそび中止

残念!まるあそびは中止となった。19日までの雨で池田ダムが2500トン/秒の放流をはじめたため、メンバーは前日から現地で待機し、すでに到着した参加者には増水の危険を知らせていたが、ついに深夜善入寺島へはいる潜水橋は濁流に沈んでしまった。20日朝7時半中止と決定する。担当の小畠さんのケータイは百数十件の問い合わせで2日間パンク状態となった。

イベントの完全中止は、吉野川シンポ始まって以来初めての出来事である。数ヶ月間、毎週こつこつと準備を積み重ねてきたメンバーの悔しさはいうまでもなく、テレビやラジオでこのイベントを知って期待をふくらませていた多くの人たちもさぞがっかりしたに違いない。昨日の朝、雑魚党の鹿熊さん、奥山さん、山口さんが、FM徳島「グッドモーニングサタデー」に初出演し、お魚に関する驚くべき博識の一端を徳島県民に披露してもらったのがせめても、というところだった。

さて雨の中たくさんの機材を搬入したばかりなのに、てきぱきと中止の後始末をしたスタッフはどうしたかというと、イベント運営の主力部隊となるはずだった「川の学校」の若者スタッフ20名は、その日の夕方には、なんと100キロ以上も離れた野田知佑さんの地元日和佐川に集結していた。来月開講の「川の学校」に備えるべくスタッフ研修に切り替えていたのである。

かれらは、りんさんからアウトドア料理の、雑魚党からは魚捕りの実技指導をしっかりと受けた。こういう転んでもただでは起きないしぶとさと明るさは、吉野川シンポの伝統?であろうか。まことに頼もしい。自然を相手にするとどうしようもない事態に遭遇するわけで、不平や不満をいってもしかたがない。むしろ大らかに受け入れ前向きにとらえ直すというセンスこそが大事なのである。なんだかひとの人生に似ているぞ、住民運動もおんなじだよなあ、と独り言をいいながら五月晴れの日和佐から帰途についた。
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by himenom | 2006-05-21 15:06
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